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エツ・タ国内避難民キャンプにベビーキット配布と高齢者支援のプロジェクト

現在の支援総額
$19,378(目標金額 $19,378
2012-02-01 ~ 2013-02-01
Agency: Karen Women’s Organisation
$19,378
 このプロジェクトの第一の目標は、ビルマータイ国境のエツ・タ・キャンプの初めて母親になった女性に、200個のベビー用の基本衛生キットと健康に関するアドバイスを提供し、カレン難民の母親と赤ん坊の健康と衛生を改善することである。このキットの配布は新たな母親にとって不可欠で実用的な支援となり、彼女たちが自分自身を守り赤ん坊の世話をするのに役立つ基本的な健康アドバイスを提供する。第二の目標は、エツ・タ・キャンプの174人の高齢者に栄養食品を提供して健康と福祉の改善を図ることである。

キャンプの状況は大変厳しく、最大の弱者である女性、子ども、高齢者にはほとんど支援がない。このキャンプは国境のビルマ側にあり、他の難民キャンプとは遠く離れているので、NGOからの支援はほとんど届かない。移動は制限され、しかもキャンプは軍の基地に囲まれているので、難民は警戒しなければならず常に恐怖の中で生活している。このためおむつ、石鹸、ミルク、砂糖などを買うための収入を得るのは困難だ。このような不可欠の品物を得るために、多くの女性や夫と家族の他のメンバーはキャンプの外で収入源を探さなければならないが、地雷を踏んだりビルマ軍に捕まったりといったさらに大きな危険がある。
このプロジェクトは新たに母となった200人の女性が出産後1週間以内に確実にベビーキットを受け取るようにし母親と赤ん坊に必要な支援をする。キットにはおむつ、ベビー石鹸、洗濯用洗剤、ベビー服、爪切り、母親用のサロン(腰布)とろうそくが入っている。またキットの中に重要な健康アドバイスのパンフレットを入れて、母親や家族との会話を始められるようにして、コミュニティで母親の健康教育を行う。
174人の高齢者は健康改善のため、オヴアルティン(栄養飲料の粉末)、クラッカー、ミルク、石鹸のような栄養食品や衛生用品を月に一度受け取る。さらに高齢者が集まり人生経験をお互いに、また若い人と話し合えるようにコミュニティでのイベントを準備する。これはコミュニティの高齢者と若者の関係を育成し、高齢者が孤立感を抱かないようにするのに役立つ。

追加情報

エツ・タ・キャンプでの生活は初めて母親になった女性にとって大変厳しいものだ。  乾季はとてもほこりっぽく、木の葉の屋根の竹でできている家は狭く、多くの場合大家族で人が溢れている。6カ月は続く雨季は、いたるところじめじめし泥だらけで、たくさんのおむつ、タオルケット類、衣服を洗って乾かすのはとても困難で、そのため母親も赤ん坊も清潔で湿り気のない身体でいることは難しい。

成果
カレン女性組織(KW
O)は175人の高齢者に栄養食品や衛生用品を定期的に配布することができた。高齢者は、物資が少ないため家族に食物を求めることも少なく、この支援で大いに助けられた。提供された物品はしばしば子供や孫と共有し、高齢者がこれらの物品を受け取ると子や孫たちは他の必需品を買うお金をためておくことができるので、この支援は家族全員やコミュニティに利益をもたらした。
「年をとり体力も気力もなくなりましたが、砂糖の入ったミルクを飲むと元気が出ます。」

高齢者福祉プロジェクトに加え、KWOは同じキャンプでベビーキットプロジェクトを続けていて、142人の新生児の母親に、基本的な健康教育に加え母親自身と乳児のための必需品を配布した。栄養や衛生の支給品を受けている高齢者のように、若い母親も他のものに使えるお金ができたり、将来のために貯蓄することができると言っていた。
「赤ん坊を産んだ後、ベビーキットを受け取りました。それは私にとってとても貴重でした。ベビーキットは私のニーズを満たしてくれ、本当に家族を助けてくれます。」

2種類のKWOのパックは両方とも地域の生産品を使っている。